FlyDog周波数特性の問題と対策

ここではFlyDog SDRのハードウエア問題で引き起こされる周波数特性の問題を解決する方法を掲載します。
原文は下記のリンクをご覧下さい。
https://sdrotg.com/en/developer/sensitivity.html

周波数特性の問題

FlyDogには2系統の入力ポートがあり30MHzと60MHzのLPFを備えているとされています。
しかし2つのフィルターが並列に接続されており、また一部のロットは設計と異なるコンデンサが取り付けられているため周波数特性の問題が発生しています。

問題の修正方法

修正は基板のチップ部品を取り外す必要があります。

シールドケースを取り外しC2とL1を除去します。
C1は取り外して短絡します。モールド剤が付着して取り外せない場合はチップを外さずジャンパー線などで短絡します。
これにより周波数特性が改善されます。
なおこの修正を行うとHF-1ポートは利用不可になります。HF-2ポートを使用して下さい。

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